室津

先月、車で兵庫県たつの市にある室津を訪れた。

室津は古くからの港町で、瀬戸内海の交通の要衝だった。江戸時代の廻船問屋や町屋などの建物が多く残っていて、風情のある町並みを形成している。

室津の漁港から

入江のはずれに駐車場がある。室津の町なかには観光客が駐車できる場所はない。



古い町家が続く室津の町並み

道路は狭いが、アスファルト舗装でなくてオシャレな石畳

市の出先事務所もそれらしい外観に

路地

室津海駅館に入ってみる（有料）。
江戸時代の豪商で廻船問屋「嶋屋」の建物。

内部は室津の歴史資料などが展示されている（撮影可）。

九州などの西国大名は、参勤交代では海路を利用することが多く、室津には複数の本陣があった。
また、朝鮮通信使（将軍の代替りに派遣された）やオランダ商館長（毎年幕府に参府）も室津に寄港し、大いに賑わった。

２階の表通りに面した部屋は、天井が船底のように弯曲している。

観光案内板